メダル1ヶ

金色に輝くメダルを、ついに日本勢が手にしました。
メダル授与式、一度も見てなかったからドーナツ型とは知りませんでしたよ。
荒川静香選手、おめでとう。


上位3人の採点表を見たんですが、芸術展は横並びに近いですね。
技術展で7Pくらいのリードでした。
他二人は転倒があったとは言え、それは−1Pですから、断トツで優勝したことに。
まあこれは結果論であって、転倒していなかったら伸びてたかも知れませんけどね。
とにかく荒川さんは完璧だった、と。そういう事が言いたいんです。
フィギュアはあまり興味がないと前に書いた気がしますが、その理由は至って簡単で
こちらで採点出来ない = 見るしかない
からなんですよ。見ていながら熱くなれる要素が少ないんです。
なので単純に見ていて面白いエキシビジョンの方が好きなんです(只今鑑賞中)
ポイントの付け方なんかは、少年サンデーでフィギュア漫画が連載されてて分かってきたんですが
いかんせん何回転か判別出来いのですよ。
そんな中、何がスゴイか分からないけど凄かった、って感想を持つ時があります。
分からないけどこれはスゴイだろ!って演技、伝わってくる演技っていうのはやっぱりある訳で。
荒川さんのはまさにそれでした。こりゃ抜けただろ、そう思いました。
五輪という檜舞台で「魅せる」「伝わる」演技をした彼女はとても素晴らしいと思います。
どうやら今大会に於けるジャパニーズオンリーメダリストになりそうですが
その1つは金色の輝きに相応しいものだったと思います。


村主選手、芸術展は流石に高かったんだと思います。
ちょっと得点見てないから分からないけど、上位と遜色なかったのでは?
だとすればショートプログラムのポイント差がそのまま出ちゃったのかな?
バンクーバー目指すみたいなんで今後に期待しましょうか。


ミキティは十二分に頑張ったでしょう。
本人も気付いていたと思いますよ、絶好調時じゃないってのは。
それでも「五輪で4回転を飛ぶ」というチャレンジをしてくれました。
女子初の4回転という呪縛が彼女にはあったと思います。
本来、そこを除けば世界の上位レベルとは少し差がある選手なんですから
周囲が「4回転成功=メダル獲得かも!?」という余計な計算式を与えちゃって
とんでもないプレッシャーになってしまった気がします。過熱報道の被害者ですよ、彼女は。
彼女は4回転サルコウに今後も挑戦していくと思います。
でも俺は無理なら本番ではやらなくてイイと思いますよ。
まずは総合力を高めて「勝てる力」を絶対的なモノにしてほしいですね。
間違いなく今後の日本を背負っていく一人ですから。